節分は、立春の前日に豆まきなどで鬼を追い出す日のことを言いますが、本来は季節の節目である「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のことで年に4回あります。
旧暦では春からが新しい年の始まりとされたため、立春の前日の節分が最も重要に扱われ、節分といえば春のこの日を指すようになったようです
節分といえば恵方巻とイワシと豆まき
恵方巻は近所の廻り寿司屋さんで予約していたのでそちらを丸かじり。
何もしゃべらず、恵方を向いて、ただ黙々とかぶりつく。
邪念を払い、無病息災、商売繁盛、お願い事を思いながら。
途中でお茶などを飲みたくなりますがガマン。
休憩を入れるとご利益が逃げると言い聞かされて育てられたものだから、お茶も飲まず、ただただそしゃくし続けます。
恵方巻を1本食べ終わったら、もうお腹いっぱいです。
恵方巻の食べ方にはルールがあるようで
- 恵方を向いて食べる
- 黙って食べる
- 休憩せず一気に食べる
このルールを守らないとご利益が無いそうです。
もう何も食べたくないのですが、こちらの地域では節分に焼いたイワシを食べる習慣があります。
地域によって食べないところもあるようですが、そちらの方がうらやましい。
このイワシを食べる習慣は、焼いたイワシの煙が強い臭いで、邪気を追い払い、食べることで体の中の邪気も追い払うと言われているそうです。
この後、豆まきをする前に、歳の数+1だけ豆を食べます。ようは数え年の分だけ豆を食べます。
これが年々増えていきます。
当たり前ですが、1つ歳をとるごとに一粒増えます。
これがなかなか口の中の水分を持っていってくれます。
しかもお腹いっぱいの状態。
ご利益の為、頑張って食べます。
一年間無病息災で過ごせるように福豆を食べる習慣があります。
食べる豆の数は年齢の数だけ食べる地域や、新しい年の厄払いの為年齢より1つ多く食べる地域や、もともと数え年なので新しい年を足した満年齢に2つ多く食べる地域など、地域によって様々なようです。
恵方巻を食て無病息災を願い、体の中から邪気を払うため焼いたイワシを食べ、年齢より1つ多く豆を食べて厄を払うように、自分の体から邪気・厄払いをし、家族の一年間の健康をお願いした後は、家の中から鬼を追い払い、福を呼び込む豆まきをします。
今回の鬼は、愛犬の黒ラブあんです。
みんなで、「鬼は外」と言いながら豆を投げ付けます。
ちょっと驚いた様子でしたが、投げつけられたのが食べれるものだと分かったようで、しっぽをフリフリしながらもっとチョーダイのポーズ。
本当は逃げて出て行ってくれないといけないのに、ず~と喜んで退散してくれないから鬼役交代。お役御免となりました。
犬にとって豆って大丈夫?
こんな時気になるのが、大豆は大丈夫なのかです。
大豆は犬にとって消化されにくいようで、大量に食べさせると心配なようです。
やわらかく茹でている大豆であっても消化不良でウンチにそのまま出てくるみたいです。
地域によっては豆まきに大豆ではなくピーナッツを使う所があるようですが、犬がピーナッツを食べるとお腹を壊すようなので、そのような地域では注意してください。