犬を飼いた~い。
そう思うきっかけは結構ありますよね。
友達の家に犬がいて、すごく懐いてくれた。とか
たまたまペットショップの前を通りかかったら、子犬と目が会ってじ~と見つめられた。とか 抱っこなんてしちゃったら、もうムリ~!
そこですぐに行動!
買うためのお金の準備!
じゃなくて、その衝動をぐっとこらえて心の準備。
犬種によって寿命はさまざまですが、子犬を迎え入れてから死ぬまで、
ちゃんと世話をできるか、もう1度考えてください。
とか語ってるわたしが犬を飼い始めたきっかけは、結婚して5年目位に、たまたま行ったホームセンタにペットショップが併設されていて、そこにゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーのミックス犬がいました。しかも、ガラスの向こうじゃなくて、床にゲージで囲われた状態で。目が合った瞬間しっぽをふってむっちゃアピール!!すぐに触れる状態。店員さんが来て「抱っこしますか?」「あっ、はい」抱っこしたら、すごくやわらかくて、あたたかくて、人懐っこくて、、、、やられました。もう欲しくてたまりません。
すぐに相方と相談して、「ちゃんと面倒見るから」「ちゃんと散歩行くから」と子供のように困らせて、飼っちゃいました。
ほぼ無知で犬を飼い始めてから、苦労したり、悩んだり、「キ――」となったり
そんな経験をした私だから伝えれる情報を書いていきます。
もくじ
家の中が荒らされる
綺麗な部屋に、かわいい愛犬。
おしゃれなソファーで愛犬とまったり。
なんてイメージして、(´∀`*)ウフフって
思わず顔がゆるんできちゃいますね。
あまい
子犬のうちは何をしでかすか分かりません。
トイレをちゃんと覚えるまでは、
ソファーでオシッコをしたり。
じゅうたんにウンチをしたり。
そのウンチを踏んだ足で歩き回って、部屋中ウンチまみれに、
ってことも。
ゆっくりと焦らずトイレを教えてあげることが大事で、
上手に出来たらしっかりと褒めてあげれば、
ちょっとずつ出来るようになります。
安くて洗えるものを敷いておくといいですね。
犬にも歯がの生えかわりがあり、だいたい生後半年頃~1歳頃までは
歯がかゆいのか、いろんなものを噛みまくります。
玄関で靴を噛んでボロボロにしたり。
スリッパを噛みちぎったり。
階段の踏み板を噛んで歯形だらけにしたり。
リモコンを噛んで壊したり。
わが家では、電気ヒータの後ろで何かゴソゴソしているので、見に行ったら、
電気コードを噛んでいて少し被覆が剥がれていました。
気づくのが遅かったらと思うと、背中がゾクゾクっとしたのを覚えています。
あと、出かけて帰ってきたら壁に穴があいていたことも。
穴の廻りに歯形がいっぱいあったので、噛んで開けたのだろうと思いますが、
しかし、どうやって?と今でも思っています。
この噛む行為は、オモチャを与えたり、
使わないものはなるべく片づける。
電気のコードやコンセント廻りなどはバリケードする。
など対策をして、生えかわりの時期をやり過ごしてください。
お金がかかる
犬を飼うと結構お金がかかります。
どんなものが必要で、
どういうことに費用が掛かるのか?
犬を飼ううえで、一番気になるところですね。
食べ物
ドックフードやおやつですね。
ドックフードなどは、安い物から高い物まで様々です。
何を食べさせても大丈夫な犬もいますが。
体調によってドックフードを変える事もよくあって、
吐くようになったり、急に食べなくなった。とか
毛並みが以前より悪くなったり、フケが出るようになった。など
ドックフードを変える事で改善することもあります。
わが家の場合、成長過程で変える事もありましたが、
それ以外で、何度もドックフードを変えています。
病院の検査で肝臓の数値が高いと言われた時。
フケが大量に出るようになり、黒い犬なのですごく気になった時。
あかい湿疹のようなものが、体のいろんなところに出るようになった時。
など、その症状を改善するために、
ラムがベースの物や
カンガルーがベースの物や
魚がベースの物など
改善の傾向がみられなかったり、一切食べてくれなかったり
色々なものを試した経験があります。
身の回りの物
犬と生活するうえで必要なものは数多くあります。
まずはトイレ用品ですね。
ゲージやトレーやペットシーツです.
子犬のうちは、トレーの上にペットシーツを敷き、
その周りにも何枚も敷いた場所を作り、
その場所で出来るように教えていきました。
お留守番させる時は、ゲージというよりは大型犬用の
サークルにそれらをセットして出かけてました。
水やドックフード用の食器類も必要になります。
子犬のうちは小さなお椀でよかったのですが、
大きくなるにつれて早食いするようになり、
食べた後、えづくことが目立つようになったので、
早食い防止の食器に変えました。
散歩用品
ある程度の時期が過ぎたら、お散歩デビューの時が来ます。
その時必要になってくるのが、首輪やリードなどの散歩用品です。
なにも付けずに散歩をしたら、ケガをしたり、逆にケガをさせたりして、後々大変な思いをすることも。
ケガとかしなくても、急に走り出して、追っかけても見失ってしまった。
このようなことが無いように首輪やリードを付けて散歩に出かけてください。
わが家では首輪の代わりにハーネスを使っています。ある程度大きくなってから引っ張るようになったのですが、首輪が首にくい込んで、くい込んだところが擦れたせいか毛が薄くなり、正面から見たらツキノワグマみたいになってしまいました。
その他にウンチ用のビニール袋や新聞紙、おしっこした時用の水を入れたボトル。またそれらを入れるバッグなどが必要になります。
健康管理
犬を飼い始めて一番大きかったのは元気でいもらうための出費ですね。
何も特別なことをしなくても、ず~と元気でいてくれたらうれしい事ですが、
いつもと少し様子が違うとか、
毛並みに艶がなくなってきたとか、
ウンチが少しゆるかったり、
私が食べ物を食べてたら、すぐにチョウダイって来てたのに今日は来ないとか、
歩き方が少しへん?とか、
やたらと体をかく。
など不安になることがよくあります。
「お腹がいたいよ~」って言葉をしゃべってくれたり、逆に犬語が分かればいいのですが、そうもいかず、動物病院に行くことに。
犬を飼っていて動物病院にお世話になったことが無いってかたは少ないと思います。
何も悪い所が無くても予防のために、
ワクチン接種
去勢手術などでお世話になります。
その他ケガの治療や、病気の治療。
様子がおかしく不安になって診察。
わが家の場合、一番大きな治療費は
股関節形成不全の治療費です。
生後半年頃から、歩いていたら急に座り込むようになりました。1~2分経ったらまた歩き出したり、じゃれあって遊んでいたら突然「キャイン」といって1~2分座り込むことがちょっとずつ増えてきました。
ある日、散歩をしていると、他の犬を連れている方から、「その子の歩き方かわいいね、モンロウォークしてるみたいで」と言われました、初めての愛犬だったのでその歩きかたが普通なのか、変なのか気にもしていなかったのですが、後日、また散歩の途中いつものように座り込んでいる時、その方に会いました。「どうしたの」と声を掛けられ「ちょくちょくこうやって座り込むんですよ」と話すと「一度病院で診てもらった方がいいよ」とすすめられ病院へ。
病院でレントゲンなど検査をして診断は股関節形成不全とのこと。
1歳になってから股関節形成不全の骨董切除という手術を片足だけ受けました。もう片方も股関節形成不全なのですが軽度なので、手術までしなくても、過度な運動はさせないとか、太らさないとか、でもちゃんと筋肉をつける運動はさせるとかで様子を見ていきました。
このように病院にいくことはよくあって、その度にお金がかかります。
実費ですので結構な金額が出ていきます。
少しでも出費を抑えるために、
動物保険に入るとか、
サプリメントで予防するとかの対策も必要かもしれませんね。
もちろんタダではないですけどね。
行動が制限される
犬を飼っていると、飼い主自身の行動が制限されます。
ちょっと旅行へいきたいな。と思っても、ペットOKの宿泊施設を探さなければいけません。なかなかそういった宿泊施設は少なく、大型犬になればもっと少なくなります。
ペットホテルに預けるにしても費用は掛かるし、前もって予約、ワクチン接種、普段食べさせているドックフードを1食ずつに小分けして日数分の用意。旅行中は元気にしてるか気になってしょうがない。
1日だけのお出かけでも同じで、ペットOKの施設でも、ゲージに入れなければいけないとか、飲食スペースはダメとか、しょうがないからお留守番させる、といっても晩御飯をあげなくてはいけないので、遅くならないように帰宅しなければなりません。
仕事の時はちゃんとお留守番してるのに、プライベートで出かけた時は、部屋をグチャグチャにしてたりするので、そこも気になり早めに帰宅なんてことも。
住むところも制限されますね。
引っ越しをするにもペットOKの部屋じゃないといけませんね。
散歩の時間を作らなくてはいけません。
部屋の中で自由にさせているから大丈夫!
それはダメです。
犬種によって様々ですが、朝晩2回、30分~1時間ほど散歩に連れて行かなければいけません。
性格にもよりますが、けっこう犬ってキレイ好きで、家の中では一切トイレをしない犬もいます。
そんな我慢をさせたら、病気になっちゃうので出来るだけ散歩の時間を作ってあげてください
まとめ
このように犬を飼うという事が、どれだけ大変か分かりましたか?
もちろん大変なことばかりではありませんが。
もう一度、自分は大丈夫か考えてください。
もし犬を飼う決断をしたなら、たくさん愛情を注いでくださいね。