飼いたい犬種が決まったら、子犬を見に行こう。
子犬から飼い始めて、成犬、老犬へと、短くても10年、長いと15年以上の間、
一緒に暮らす大切な家族になります。
やっぱり子犬選びは慎重になって、健康な子を見つけたいものです。
もし病気がちな子だったら、病院の治療費や、ドックフードやサプリメントなどのヘルスケア用品代などで、
出費は嵩むし、いろいろと時間も割かれます。
何より弱った愛犬を見るのはつらいし、不安で胸がいっぱいになります。
毎日笑って楽しく過ごせるよう、子犬の健康状態を見分けるための、
基本となるポイントを紹介します。
ただしこれはあくまでも目安ですので、分からないことや、疑問、心配事など、
ブリダーさんや、ペットショップの店員さんに質問して、いろいろ聞いた方がいいです。
動物病院が併設されているペットショップもありますので、そういった所でしたら、
飼う前に健康状態も確認できます。
くれぐれも、子犬を決める前に信頼できるブリーダーさんやペットショップを
見つけることをおススメします。
もくじ
目
目は生き生きとしてキラキラ輝いている子を選びましょう。
目ヤニや濁りが無く澄んだ瞳の子。
涙目の場合は逆まつげ可能性もあるので詳しく確認した方がいいです。
鼻
鼻は濡れているか。(寝ている時は乾いていても大丈夫)
粘りのある鼻水は出ていないか確認しましょう。
被毛・皮膚
被毛に艶があり、脱毛が無いか確認しましょう。
フケや発疹など、皮膚に異常はないか。
耳
耳の中が汚れていたり、発疹が無いか確認しましょう。
痒がっている場合はダニの可能性もあります。
耳のふちにフケのようなものを発見したら、菌や栄養不足の可能性もあります。
口
歯茎や舌が健康的なピンク色をしているか確認しましょう。
口臭が無いかも確認しておきましょう。
歯がきちんと上下交互に合わさっているか。
体
両肩はなだらかの前足につながり外側にまっすぐ伸びているか観てみましょう。
後ろ足は伸び、膝もしっかりとしているか。膝蓋骨脱臼は子犬に多いのできちんと確認を。
両足が均等に地面に接しているか。
尻
肛門はよく締まっているか。
下痢の形跡はないか。
オスは睾丸が二つあるか。
尾は力があり、しっかり振るか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
目・鼻・被毛・耳・口・体・尻と7つの基本となる健康チェックポイントを紹介しました。
もちろんこれだけで判断するのではなく、信頼のおけるお店を見つける事から始めましょう。
店員さんに質問して、健康状態を診察してもらえるのならよりいいですね。
私が飼っていた愛犬は、1歳になる前に股関節形成不全と診断され、
手術やその後の痛々しい姿、体重を増やさないように体重管理。
思い切り走り回らせてやれなかったりと、いろいろあったので。
避けれるものなら避けたいですからね。