愛犬を散歩では首輪をつけて、リードを離さないように気を付けますよね。
もし手を放してしまって、他人をケガさせてしまったり、
車道に出てしまって、車にぶつかってしまったりしては大変です。
でも、自由に歩かせてあげたらいいのにな。って思ったり、
自由に走り回っている愛犬を見たいいな。って思いますよね。
そんな時に利用するのがドックランです。
ドックランに行って愛犬を自由に走り回らせてあげると、
ストレス発散になりますし、運動不足の解消にもなります。
飼い主さんも、その光景を見ているだけで癒されたり、
他の犬の飼い主さんとの交流ができ、情報交換をすることが出来ます。
そんなドックランを初めて利用するときに、必要なことがあります。
もくじ
狂犬病予防接種とワクチン接種が必要
ドックランの利用には、狂犬病予防接種と各種ワクチンの接種を1年以内に行っていないといけません。
しかし利用する条件にはなっていますが、その証明書を確認しないところもあります。
そのようなドックランで遊んでいる犬すべてが、狂犬病予防接種やワクチンを接種しているとは限りません。
他の犬とケンカになって噛まれる可能性もありますので、噛まれて病気をうつされないよう、愛犬を守るためにも狂犬病予防接種・各種ワクチンの接種は必ずしてからドックランに行きましょう。
狂犬病は、狂犬病ウイルスを保有する犬、猫、コウモリなどを含む動物から噛まれたり引っかかれたりして出来た傷口からウイルスが侵入し感染する病気で、人を含む全哺乳類が感染する可能性がある人獣共通感染症です。発症すると有効な治療法はなく100%死亡する怖い病気です。
愛犬だけではなく、飼い主さんやそのご家族のためにも狂犬病予防接種、各種ワクチンは毎年行いましょう。
虫対策
公園にあるドックランのように、屋外に併設されている場合、地面が土や草が生えているようなところでは、ダニや蚊などに噛まれる可能性があります。
屋内にあるドックランでも、他の犬からノミを移される可能性があります。
ノミは昆虫の仲間で、大きさは1.5㎜~3㎜。ピョンピョンと30cmほど飛び跳ね、犬や猫などの動物に飛び移り寄生して血を吸います。 春から秋にかけて発生しやすくなり、気温や室温が13℃以上になると繁殖し始め、20℃~30℃繁殖が活発になります。冬場での室温が温かいと油断はできません。 ノミやダニは感染症や皮膚病の原因になるので、予防や駆除は欠かせません。
予防薬や駆除薬を使用して、ダニやノミから愛犬を守りましょう。
ドックランから帰ったらブラッシングやシャンプーをなどのお手入れをして清潔にしてください。
しつけ
ドックランには、さまざまな犬や飼い主さんなどがいます。
その中で、リードを外し自由になった愛犬が他の犬とケンカをしてしまったり、他の人を傷つけてしまわないよう最低限のしつけが必要になります。
「待て」や「ダメ」と言って、犬の行動を制止させたり。
「犬の名前」や{おいで}で、飼い主さんのもとへ呼び戻す。
これらを出来るようにしていないと、犬同士がケンカになりそうなのを止めれなかたり、
もうそろそろ帰ろうかなって思っていても、呼び戻すことが出来ず、捕まえるのにひと苦労。
なんてことにならないよう最低限のしつけはしておきましょう。
マナー
ここでドックランを利用するために、周りの方々に迷惑が掛からないよう覚えておいてほしいマナーがあります。
犬から目を離さない
飼い主さんが目を離してしまうと、愛犬がオシッコやウンチなどをしてしまったことに気づかず、その処理ができなかったり、
他の犬とのケンカを直ぐに止めれなくてケガをさせてしまったり、しないようしっかり愛犬の様子を見ていましょう。
おやつは持って入らない
おやつが原因で犬同士のケンカになることもあります。
ドックランの中で愛犬におやつをあげていると、
他の犬たちが集まってくるときがあります、
そんな時、おやつの取り合いでケンカが始まることもありますので、おやつは持って入らないよにしましょう。
発情期は行かない
愛犬がメスの場合ですが、発情期のメス犬がいると、まわりにいるオス犬は興奮状態になりケンカが始まることもあります。
オス犬場合は、明確な発情期というものがありません。
交尾が始まって、妊娠ってことにならないよう、発情期の利用はやめましょう。
施設のルールを守る
各施設ごとにによって定められた遊ばせ方や利用制限などのルールがあります。
そのルールをあらかじめ確認・把握し、ルールを守って遊ばせましょう。
まとめ
ドックランに限らず、犬を飼っていれば当たり前のことばかりです。
必要以上に身構えることはありません。
まずは近くのドックランの情報を調べて、愛犬と行ってみてください。